ここでプロジェクトの(タイムゾーンや言語などの)基本的な設定を行っておく.設定は django_comment/settings.py を編集すると良い.ここで,USE_TZ = False
と変更しているが,世界中からのアクセスについてその投稿日時を利用するのであれば,USE_TZ = True
のままにしておいたほうが良い(と思われる).この場合,データベースに記録される日時がグリニッジ標準時刻 (UTC) になり,ページに表示する際にその地域の日時に変換される.慣れるまでは USE_TZ = False
としていた方がわかりやすいでしょう.なお,i18n は internationalization の略で国際化対応を意味しますが,i と n の間に 18 文字あることから i18n と表記されるそうです.
django_comment/settings.py (抜粋)
# Internationalization
# https://docs.djangoproject.com/en/4.0/topics/i18n/
LANGUAGE_CODE = 'ja'
TIME_ZONE = 'Asia/Tokyo'
USE_I18N = True
USE_TZ = False
設定を終えたら,Web サーバを再起動してトップページにアクセスしてみよう.次のようにロケットの打ち上げ画面の文章が日本語に変更されました.
(py39) C:\Users\lecture\Documents\django\django_comment>python manage.py runserver ⏎
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