Git によるバージョン管理入門 (Mac / Linux)
環境設定
ここでは,Gitを使い始める前に環境設定を行います.利用にあたって最低限必要となる設定は「ユーザ名」と「メールアドレス」です.
設定の確認
Git の設定は git config -l
(または git config --list
)で確認できます.インストール時に指定した設定などが表示されるので,ユーザ名などの登録前に状態を確認しておきます.
student@MacBookAir2023 ~ % git config -l ⏎
credential.helper=osxkeychain
init.defaultbranch=main
student@MacBookAir2023 ~ %
ユーザ名とメールアドレスの設定
ユーザ名とメールアドレスを設定します.ここではご自身の情報を指定してください.ユーザ名は git config --global user.name "氏名"
のように入力するだけです.メールアドレスも同様に git config --global user.email "メールアドレス"
と入力します.Git のバージョン管理ではファイルを変更した人の名前とメールアドレスが登録されますが,ここで設定した名前(ユーザ名)とメールアドレスが登録されることになります.ユーザー名「Gakuin Hanako」とメールアドレス「gakuin.hanako@dummy.kobegakuin.ac.jp」を登録した例を以下に示します.
student@MacBookAir2023 ~ % git config --global user.name "Gakuin Hana" ⏎ student@MacBookAir2023 ~ % git config --global user.email "gakuin.hana@dummy.kobegakuin.ac.jp" ⏎ student@MacBookAir2023 ~ %
設定の確認
もう一度設定内容を確認して,ユーザ名とメールアドレスが登録できていたら環境設定は終了です.
student@MacBookAir2023 ~ % git config -l ⏎ credential.helper=osxkeychain init.defaultbranch=main user.name=Gakuin Hana user.email=gakuin.hana@dummy.kobegakuin.ac.jp student@MacBookAir2023 ~ %