Visual Studio Code
Visual Studio Code の便利な拡張機能
Japanese Language Pack for Visual Studio Code 以外にも便利な拡張機能が多くあるので,いくつか列挙します.
- Bookmarks (@ Alessandro Fragnani)
- コードの注目したい行にブックマークを追加できる.これにより,カーソル移動を高速に行うことができるようになります.
- C/C++ Extension Pack
- C や C++ 言語コード入力時に利用できる補完機能が優れている
- Code Spell Checker
- コードやテキストファイルに含まれる英単語のスペルをリアルタイムにチェックしてくれます
- Draw.io VS Code Integration
- Visual Studio Code でフローチャートなどを作図できる拡張機能.作成した図は svg や png 形式でエクスポート可能.
- EditorConfig for VS Code
- プロジェクトフォルダに含まれる .editorconfig ファイルを読み込んで Visual Studio Code の設定を指定できるようになる.たとえば,Laravel のプロジェクトにはこのファイルが含まれている.
- ejs Snippets
- JavaScript で EJS テンプレートエンジンを利用するときにコードを補完してくれる
- Excel Viewer
- CSVファイルをExcelのようにプレビューできる
- Git History
- Git のコミット履歴を表示することができる
- GitHub Copilot / GitHub Copilot Chat
- さまざまな言語でプログラムの入力中にインラインでコーディング候補を表示します.また,生成AIとのチャットも可能になります.GitHubのアカウントが必要ですが,2024年12月に GitHub Copilot Free が無料で利用できるよう(ただし,月あたりの利用回数に制限がある)になりました.さらに,学生や教職員などは GitHub Education から登録することで,有料プランのひとつ「GitHub Copilot Pro」が利用できるようになります.なお,メールアドレスのサブドメインが GitHub によって自身の組織に登録されていない場合は,GitHubサポートの Contact support から申請すれば数日で対応してくれます.
- Hex Editor
- テキストファイルや画像ファイルなどをバイナリデータとして表示,編集ができる.ファイルを Visual Studio Code で開いたあと,コマンドパレットを起動して「Hex Editor: Open Active File in Hex Editor」を選ぶとよい.
- indent-rainbow
- コードのインデントを階層ごとに色を付けて見やすくできる
- Jupyter
- VS Code 内で Jupyter Notebook と同じような環境を利用できる
- Laravel Artisan
- VS Code のコマンドパレットで artisan コマンドを実行できる
- Laravel Blade Snippets
- Laravel の xxx.blade.php 編集時にスニペット表示やキーワードのハイライト
- Laravel Snippets
- Laravel のコード編集時にスニペットを表示する
- LaTeX language support
- LaTeX ソースでキーワードのハイライト
- latex-formatter
- LaTeX ソースのインデント
- LaTeX-Workshop
- LaTeX 文書のタイプセットやプレビューを VS Code で完結できる
- Live Preview (Microsoft)
- Visual Studio Code 内で HTML ファイルなどをプレビューできる.ファイルを保存しなくても編集すると即座に編集内容が反映される.また,ブラウザでプレビューを開くことも可能.
- Live Server
- 簡易的な Web サーバとして機能する.HTML や JavaScript などのコードの実行結果を確認できる.使い方は Visual Studio Code で HTML 文書の空白部分を右クリックして「Open with Live Server」を実行するだけ.ブラウザが起動してそのページの実行結果を確認できる.Visual Studio Code で HTML ファイルを編集して保存すると自動的にブラウザ画面にその変更が反映される機能は非常に便利.
- Live Share
- ソースコードを複数人で共有し,共同で編集ができるようになる
- Markdown All in One
- マークダウン文書からHTMLファイルなどを作成できる
- Markdown+Math
- マークダウン文書のプレビューで TeX の数式を表示できる
- Marp for VS Code
- マークダウン文書からPDFファイル(スライド)などを作成できる(GitHubの参考ページ)
- Polyglot Notebooks
- C#, JavaScript, HTML など複数のプログラミング言語を同じノートブック内で実行できる.ただし,.NET のインストールも必要になる
- PrintCode
- コードを印刷できる
- Pylance
- Python開発支援(下のPython言語サーバと一緒に使う)
- Python
- Python言語サーバ
- SFTP
- リモートサーバのファイルを直接編集できる(使い方)
- VS Code Speech
- マイクに向かって話した内容が音声認識されてリアルタイムに文字列として入力されます.Japanese (Japan) language support for VS Code Speech 拡張機能と合わせてインストールするとよいでしょう.日本語を入力できるようにするには「設定」の「Accessibility > Voice:Speech Language」で「Japanese (Japan)」を選択します.この機能を利用するには,ショートカットキー Ctrl + Shift + P でコマンドパレットを起動して「Voice: Start Dictation in Editor」を選択します.なお,この機能は February 2024 (version 1.87) で利用可能になりました.
- vscode-icons
- エクスプローラでフォルダやファイルにアイコンを表示する
- vscode-pdf
- VS Code 内で PDF ファイルを表示する
- W3C Web Validator
- VS Code 内で HTML ファイルの検証を行える.ステータスバー左をクリックして検証を実行.結果は「表示」→「問題」メニューで確認できる.使い方はここで説明.
- zenkaku
- 全角スペースを強調表示してくれる
- テキスト校正くん
- テキストファイル (*.txt),マークダウンファイル (*.md),HTMLファイル (*.html),LaTeXファイル (*.tex) などの日本語文章を自動的に校正してくれます.