React 入門
Python Django によるバックエンド API サーバの準備
Django プロジェクトのダウンロードと Django のインストール
ここでは Python Django を用いた API サーバを準備します.このページに記載された手順でテストの自動化までを自身で開発すると良いですが,ここではその手順通りに作成したプロジェクトが GitHub で公開されているので,それを利用することにします.
Django プロジェクトのダウンロード
まず,GitHub のリポジトリ (https://github.com/rinsaka/django-comment-api)にブラウザでアクセスします.Git がインストールされているのであれば,GitHub のリポジトリページの右上にある「< > Code」というボタンを押すと,「HTTP」の下に「https://github.com/rinsaka/django-comment-api.git」という URL が表示されるので,これをコピーします.その後,ターミナル(またはコマンドプロンプト)で適当なフォルダに移動し,git clone
のあとにコピーした URL を貼り付けて実行します.この作業で Django アプリケーションのソースコードがダウンロードされます.ダウンロードが完了したら,そのフォルダに移動します.
% cd Documents % cd react % git clone https://github.com/rinsaka/django-comment-api.git % cd django-comment-api
Git をインストールしていない場合は,GitHub のリポジトリ (https://github.com/rinsaka/django-comment-api) の右上にある「< > Code」というボタンを押すと「Download ZIP」というメニューが表示されるので,これをクリックしてソースコードを ZIP 圧縮形式でダウンロードします.ダウンロードできたら ZIP ファイルを展開して,適当なフォルダ(例えば Documents/react など)に移動してください.
Django のインストール
このページで説明した通り,pip install
コマンドを使って,Django, djangorestframework, django-cors-headers を順番にインストールすることができます.しかしながら,上の手順でダウンロードしたソースコードには実行に必要なライブラリやパッケージが requirements.txt ファイルに記載されています.その内容を確認します.
requirements.txt
Django >= 4.2.0
djangorestframework >= 3.14.0
django-cors-headers >= 4.3.0
まず,仮想環境にインストールされているパッケージのリストを確認します.まだ Django などがインストールされていないことがわかります.
(py311DjangoAPI) C:\Users\student\Documents\react\django-comment-api>pip list ⏎
Package Version
---------- -------
pip 23.3.1
setuptools 68.2.2
wheel 0.41.2
次のコマンドで必要なパッケージをインストールします.このとき -r
オプションを付けることに注意してください.
(py311DjangoAPI) C:\Users\student\Documents\react\django-comment-api>pip install -r requirements.txt ⏎
依存関係を解決して必要なパッケージがインストールされました.その結果を確認します.
(py311DjangoAPI) C:\Users\student\Documents\react\django-comment-api>pip list ⏎
Package Version
------------------- -------
asgiref 3.7.2
Django 5.0.2
django-cors-headers 4.3.1
djangorestframework 3.14.0
pip 23.3.1
pytz 2024.1
setuptools 68.2.2
sqlparse 0.4.4
tzdata 2024.1
wheel 0.41.2