React 入門
Node.js のインストール
macOS に Node.js をインストール
macOS に Noode.js をイントールする場合，一つの方法として前のページで説明した Windows の方法と同じ様に Node.js の Web サイトから macOS 用のインストーラをダウンロードしてインストールする方法があります． もう一つの方法は，Homebrew, nodebrew を順にインストールして，任意の Node.js バージョンを切り替えられるようにする方法です．ここでは後者の方法を説明します．
Homebrew のインストール
まず，ここを参考に Homebrew をインストールします．
% /bin/bash -c "$(curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/Homebrew/install/HEAD/install.sh)"
nodebrew のインストール
nodebrew は Node.js のバージョン管理ツールです．Homebrew を使って nodebrew をインストールします．
% brew install nodebrew
続いて，次のコマンドでセットアップを実行します．
% nodebrew setup
セットアップの実行時に PATH に関する情報が出力されます．次のコマンドを実行するとその PATH 情報を .zshrc ファイルに追加することができます．
% echo 'export PATH=$HOME/.nodebrew/current/bin:$PATH' >> ~/.zshrc
PATH の設定を追加したので，ターミナルを再起動するか次のコマンドで上の変更を反映させます．
% source ~/.zshrc
Node.js のインストール
nodebrew のインストールが完了したら，Node.js をインストールします．まず，次のコマンドでインストール可能なバージョンを確認します．
% nodebrew ls-remote
表示された結果からインストールしたいバージョンを指定してインストールします．なお，v20.x.x などメジャーバージョンが偶数のものが安定版であるので，通常は安定版をインストールするとよいでしょう．
% nodebrew install v20.11.1
インストールされている Node.js のバージョンは次のコマンドで確認できます．
% nodebrew list v20.11.1 current: v20.11.1
Node.js のバージョン指定
インストールされている Node.js のバージョンを指定します．
% nodebrew use v20.11.1
インストールとバージョンの指定が正しく行われているか，次の2つのコマンドを入力します．バージョンが表示されたら OK です．
% node -v v20.11.1
% npm -v 10.2.4