では実際に投入されたコメントのテストデータをデータベースから取り出してみよう.この処理は主にコントローラで行います.データベースの comments テーブルから全てのデータを取り出すには,Comment::get();
と記載するだけです.また,Comment クラスを利用したいので,コントローラの先頭で use App\Models\Comment;
を定義しなければならないことに注意してください.
app/Http/Controllers/CommentsController.php
<?php
namespace App\Http\Controllers;
use Illuminate\Http\Request;
use App\Models\Comment; // 追加する
class CommentsController extends Controller
{
public function index()
{
$comments = Comment::get(); // SELECT * FROM comments; のイメージ
dd($comments);
}
}
Web サーバを起動して,実際に /comments にアクセスしてみよう.(Web サーバを終了するには Ctrl + C を押下してください)
vagrant@ubuntu2204 comment_app $ php artisan serve --host=192.168.56.101 --port=8000 ⏎
INFO Server running on [http://192.168.56.101:8000].
Press Ctrl+C to stop the server
データベースから array 形式で3件のレコードが取得できていることがわかります.三角形のアイコンをクリックするとその中身を確認できます.
例えば,1件目のレコードを見るとシーダに登録した内容が記録されていることがわかります.このように,dd()
関数はクラスや変数の内容をデバッグを目的にブラウザに書き出してアプリケーションの動作を停止させます.この関数 dd()
は dump and die の略です.