Laravel 作成した API を利用する際にこれまでは curl
コマンドを利用していました.Python Django で作成した API の場合は Web ブラウザからでもさまざまな操作ができました.しかし,Laravel にはそのような機能がどうやらなさそうです.そこで,Postman というソフトウェアをインストールして利用してみます.
Postman は API の利用をテストするための GUI ツールで,ユーザ登録とログインが必要ですが,基本機能は無料で利用できます.Windows 用だけでなく Intel Mac 用や Apple Silicon Mac 用のバイナリファイルも提供されています.Postman のダウンロードサイトから環境に合わせたインストーラをダウンロードしてインストールしてください.
インストールできたら,Postman を起動します.起動画面は次のようになります.
新しいタブを開いて,テキストボックスに「192.168.56.101:8000/api/comments/」と入力します.その後,右側にある「送信ボタン」を押下すると GET メソッドで送信できます.
すると API からのレスポンスが画面下側のボックスに表示されました.
JSON形式のデータをインデントして見やすく整形することも可能です.
個別コメントの情報を取得します.
メソッドを「POST」に変更します.
「パラメーター」に「キー」と「値」を指定します.その後「送信」ボタンを押下すると POST メソッドで送信できます.
送信が成功して,その結果が表示されました.
再び一覧を取得すると,先ほど登録したデータが先頭に表示されました.
以降のページでも引き続き curl
コマンドを利用して API をテストしますが,この Postman を利用しても構いません.なお,Postman 以外にも例えば Insomnia というツールも存在します.