実際に style.css にデザインを記述してみよう.
style.css
p {
color: #0000FF;
text-indent: 20px;
}
上の例では,スタイルを適用したい要素に p
タグを指定しています.その後,{ }
で囲います.ここで,スタイルを適用したい対象となる要素を セレクタ と呼び,カッコの部分を 宣言ブロック と呼びます.宣言ブロックの中には プロパティ: 値; のセットを記述します.ここで,コロン (:) とセミコロン (;) の使い分けに注意しよう.上の例では,文字の色を青に,字下げを 20px に変更していることになります.ファイルを保存してブラウザで確認すると次のようになります.
なお,CSS も HTML と同様にインデントや改行が無くても構いませんが,人間にとっては読みにくいので適切なインデントを行うべきでしょう.また,コメントは /* */
で囲います.HTMLファイルのコメントアウトと同様に,Visual Studio Code を使っている場合は,ctrl + / で(macOS では ⌘ + / で)選択範囲(行)がコメントになります.
style.css
/* このような書き方も可能 */
p{color:#0000FF;text-indent:20px;}