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目次

  1. コマンドラインでの実行時に書き出す
  2. プログラム内でのファイルの入出力
    1. ファイルに出力する
    2. ファイルに追記する
    3. ファイルを読み込む
    4. ファイルを読み込んで文字列として変数に格納する
    5. ファイルから数値を読み込む
    6. ファイルから数値を読み込みリストに格納する
  3. OSの違いを吸収するディレクトリ指定方法
  4. JSONファイルの読み込みと書き出し

ファイルの読み書きをしてみよう

プログラム内でのファイルの入出力

ファイルを読み込んで文字列として変数に格納する

次はファイルを読み込んでその内容を変数に格納してみる.1行ごとに読み込むときには readline() を使うと良い.ただし,読み込んだ内容は文字列として代入されることに注意を要する.

1行ごとに読み込んで変数に格納する# 読み取りモードでファイルを開く
f = open('output02.txt', 'r')

# a, b も文字列として読み込まれていることに注意する
a = f.readline() # 文字列として格納される(最後に改行文字もある)
b = f.readline()  # 文字列として格納される(最後に改行文字もある)
msg = f.readline() # 文字列として格納される(最後に改行文字もある)

# ファイルを閉じる
f.close()

print(a, b, msg)
10
 3.140000
 Hello world!

また以前のページと同じように with を使うとこのブロックの処理が終わった段階で自動的にファイルが閉じられます.

ファイルを読み込んで自動的に閉じるwith open('output02.txt', 'r') as f:
    a = f.readline()
    b = f.readline()
    msg = f.readline()
print(a, b, msg)
10
3.140000
Hello world!

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