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目次

  1. コマンドラインでの実行時に書き出す
  2. プログラム内でのファイルの入出力
    1. ファイルに出力する
    2. ファイルに追記する
    3. ファイルを読み込む
    4. ファイルを読み込んで文字列として変数に格納する
    5. ファイルから数値を読み込む
    6. ファイルから数値を読み込みリストに格納する
  3. OSの違いを吸収するディレクトリ指定方法
  4. JSONファイルの読み込みと書き出し

ファイルの読み書きをしてみよう

プログラム内でのファイルの入出力

ファイルから数値を読み込みリストに格納する

次は1行に1つの数値データが保存されたテキストファイルを読み込んで,リストに格納し,合計や平均を求めてみます.まずは秀丸エディタなどを使ってデータファイル (data07.txt) を準備します.

データファイル (data07.txt)
74
62
98
53
79
69

このとき,readlines() を使って(readline() ではない!),一旦ファイルの内容を文字列のリストに読み込んだ後,数値のリストに変換すると良いでしょう.

数値型で読み込む
# 読み取りモードでファイルを開く
f = open('data07.txt', 'r')

# ファイルを一気に読み読み込み,lines リストに1行ずつ格納する
lines = f.readlines()

# 空のリストを準備する
scores = []

# ファイルの内容を1行ずつ整数に変数して scores リストに追加する
for line in lines:
    scores.append(int(line))

# ファイルを閉じる
f.close()

# 合計点と平均点を取得する
sum = 0
for score in scores:
    sum += score
avg = sum / len(scores)

# 結果の表示
print(scores)
print('合計 :', sum)
print('平均 :', avg)
[74, 62, 98, 53, 79, 69]
合計 : 435
平均 : 72.5

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