Docker 入門
Moodle サイトを構築する
コーホートを利用する
はじめに
コーホートはサイト全体またはコースカテゴリ全体のグループです.コーホートの目的は,そのコーホートのメンバー全員が簡単にコースに登録できるようにすることです.例えば「共通教育科目」の「基礎英語」「実用英語」「ICT実習」は全学生が自動的に登録されるコースであるとします.学部や学科のコーホートを作っておき,それらのコーホートと「基礎英語」「実用英語」「ICT実習」コースでコーホート同期をしておきます.その後,学生をコーホートに所属させると自動的に3つのコースに登録されることになります.
学部・学科ごとにコホートを作成する
まず,学部や学科ごとのコーホート (cohort) を作成します.ここでも CSV ファイルから登録することにします.
cohort.csv
name,idnumber
法学部,f-law
経営学部,f-ba
法律学科,d-law
経営学科,d-ba
会計学科,d-ac
「サイト管理」→「ユーザ」→「アカウント」→「コーホート」→「コーホートをアップロードする」を開きます.ファイルを添付して「プレビュー」ボタンを押します.
コーホートのアップロードが完了した画面は次のとおりです.
「サイト管理」→「ユーザ」→「アカウント」→「コーホート」に戻るとシステムコーホートとして登録されていることが分かりました.
コーホート同期を使って学生をコースに自動的に割り当てる
次はコーホート同期を使って学生をコースに自動的に割り当てられるように設定を行います.まず,「共通教育科目」の「基礎英語」のコースに入ります.
「参加者」ページを開き「登録済みユーザ v」という左側にあるメニューを開きます(このメニューの存在が直感的にはわかりにくいですね).
メニューの中から「登録方法」を選びます.
登録方法のページが開きました.
「登録方法を追加する」から「コーホート同期」を選びます.
次の画面では,「コーホート」に「法学部」「経営学科」「会計学科」を追加し,ロールには「学生」を指定し,「登録方法を追加する」ボタンを押します.
基礎英語に関して,3つのコーホート同期が追加されたことが分かりました.
同じ作業を繰り返して,「実用英語」にもコーホート同期を設定します.このとき,「法学部」と「経営学部」の設定にしています.「基礎英語」と設定は異なりますが,結果的に同じ意味になっているはずです.
「ICT実習」についても同じようにコーホート同期を設定しました.
少し手順が長くなりました.これを CSV ファイルのアップロードで実行するにはプラグインが別途必要です.今回はプラグインを利用せずに進めました.
学生をコーホートに割り当てる
コーホート同期の準備ができたので,学生をコーホートに割り当てます.この作業をするだけで,コーホート同期されたすべてのコース(科目)に学生が自動的に割り当てられることになります.
例によって任意のフォルダに次のような CSV ファイルを準備します.すべての学生が1つの学部と1つの学科に所属してます.なお,cohort1 や cohort2 は idnumber であって,コーホート名でないことに注意してください.
student-cohort.csv
username,cohort1,cohort2
student01,f-law,d-law
student02,f-law,d-law
student03,f-law,d-law
student04,f-law,d-law
student05,f-law,d-law
student06,f-law,d-law
student07,f-law,d-law
student08,f-law,d-law
student09,f-law,d-law
student10,f-law,d-law
student11,f-law,d-law
student12,f-law,d-law
student13,f-law,d-law
student14,f-law,d-law
student15,f-law,d-law
student16,f-law,d-law
student17,f-law,d-law
student18,f-law,d-law
student19,f-law,d-law
student20,f-law,d-law
student21,f-law,d-law
student22,f-law,d-law
student23,f-law,d-law
student24,f-law,d-law
student25,f-law,d-law
student26,f-ba,d-ba
student27,f-ba,d-ac
student28,f-ba,d-ba
student29,f-ba,d-ac
student30,f-ba,d-ba
student31,f-ba,d-ac
student32,f-ba,d-ba
student33,f-ba,d-ac
student34,f-ba,d-ba
student35,f-ba,d-ac
student36,f-ba,d-ba
student37,f-ba,d-ac
student38,f-ba,d-ba
student39,f-ba,d-ac
student40,f-ba,d-ba
student41,f-ba,d-ac
student42,f-ba,d-ba
student43,f-ba,d-ac
student44,f-ba,d-ba
student45,f-ba,d-ac
student46,f-ba,d-ba
student47,f-ba,d-ac
student48,f-ba,d-ba
student49,f-ba,d-ac
student50,f-ba,d-ba
CSV ファイルが準備できたら,やはりここでも「サイト管理」→「ユーザ」→「アカウント」→「ユーザをアップロードする」から CSV ファイルを登録します.
「アップロードタイプ」では「既存のユーザのみ更新する」を選んでいることにも注意してください.
コーホートの設定が完了しました.
この時点ですでにすべての学生が3つの共通教育科目(「基礎英語」「実用英語」「ICT実習」)に割り当てられているはずです.まず,基礎英語の参加者を表示すると,51名(学生50名+教員1名)が確認できました.
実用英語,ICT実習についてもそれぞれ確認できました.

















