Python入門トップページ


目次

  1. プログラミング言語
  2. Anaconda - Jupyter Notebook / JupyterLab の環境設定
  3. Python の基礎
  4. リスト,タプル,辞書,集合
  5. 再び Jupyter Notebook の操作
    1. Markdown
    2. 数式の入力
  6. Python の制御構文
  7. 関数
  8. 便利な関数など
  9. リストの内包表記
  10. 多次元リスト
  11. クラス
  12. 演習問題
  13. 雑多な情報

Python の基礎

再び Jupyter Notebook の操作

Markdown

ほとんどのプログラミング言語ではソースコードにコメントを入力することができ,Python でもコードにコメントを入力できます.しかし,Jupyter Notebook / JupyterLab の環境を利用する際は,マークダウン記法を使うことで,テキスト形式の文書に見出しや箇条書きなどの書式を含めることができます.

マークダウンを入力するには,Jupyter Notebook や Jupyter Lab の「Code」と表示されている選択リストで「Markdown」を指定し,コードセルの書式をマークダウンに変更します.

markdown_01

見出しを入力するには # 記号の後にスペースを入力して見出しのタイトルを入力します.段落は改行を2つ重ねる.最後に Code と同様に Shift + Enter で実行します.

markdown_02

実行すれば,次のようになります.なお,実行したあとに再び編集したい場合はセルをダブルクリックすると良いでしょう.


# マークダウン

文章はそのまま書きます.そのままです.
改行しても、表示はそのようになりません.

改行を重ねると新しい段落になります.

最後に 「Shift」 + 「Enter」 で実行すればOKです.
markdown-2022-01

JupyterLab でも同様に「Markdown」に変更して入力します.

2023lab-markdown-01

目次に戻る

見出し

見出しには # とスペースを入力します.## を複数重ねると見出しのレベルが下がります.


# 見出しのレベル
## レベル2の見出し
見出しのレベルは6まで使えます
markdown-2022-02

目次に戻る

箇条書き

箇条書きを作成したければ,- 記号とスペースを行の先頭に入力します.


## 箇条書き
- 箇条書き
- 行頭にマイナスとスペースを入力します
markdown-2022-03

目次に戻る

番号付き箇条書き

番号付きの箇条書きを作成するときは,1 とピリオドを入力します.このとき,自動的に番号は振られます.


## 番号付きの箇条書き
1. 番号付き
1. 箇条書き
1. 行の先頭に「イチ,ピリオド,スペース」を入れます
1. 番号は自動的に付与されます
markdown-2022-04

1以外の番号から始めたい場合はその番号を指定すればOKです.このとき,2個目以降はやはり自動的に番号が振られます.


## 番号付きの箇条書き
31. イチ以外の番号から始めることも可能です.
1. 箇条書き
1. 番号は自動的に付与されます
markdown-2022-05

目次に戻る

箇条書きのレベル

箇条書きのレベルを変更したければ,行の先頭にタブ文字(スペース4個)を入力すると良いでしょう.


## 箇条書きのレベル
- 箇条書き
    - 箇条書きのレベルを変更したい
- 箇条書き
    - 箇条書きのレベルを変更したい
    - 箇条書きのレベルを変更したい
markdown-2022-06

番号付き箇条書きのレベル変更も同様です.


## 番号付きの箇条書き
1. 番号付き
    1. 箇条書き
    1. 行の先頭に「イチ,ピリオド,スペース」を入れます
1. 番号は自動的に付与されます
markdown-2022-07

目次に戻る

Web ページへのリンクを作成したければ,[リンク文字列](URL)のように書きます.


## Webページへのリンク
- リンクは [rinsaka.com](https://rinsaka.com/rinsaka/) のように書きます。
markdown-2022-08

別のノートブックへのリンクを作成する方法は Web ページのリンクと同様です.[リンク文字列](ファイルへのパス)のように書きます.


## 別のノートブックへのリンク
- [別のノートブックへのリンク](Untitled.ipynb)
markdown-2022-09

目次に戻る

画像の表示

ローカルにある画像ファイルを表示したい場合は ![画像が見つからないときの文字列](画像ファイルへのパス) のように記述すればOKです.


## 図の表示
- 例えば,ノートブックと同じフォルダにある lr-models.png ファイルを表示します

![画像が見つからないときの文字列](lr-models.png)
markdown-2022-10

Web サイトにある画像も URL を指定すると同じように表示することができます.


## 図の表示
- Web にある写真を表示します
![米国テキサス州ラボン湖 Mallard Park Boat Ramp](https://rinsakas3storage.s3-ap-northeast-1.amazonaws.com/rinsaka/eye-02.jpg)
markdown-2022-11

画像ファイルが見つからない場合は,[ ] の中に入力された文字が表示されます.つまり,これは HTML の ALT 属性と同じ意味です.


## 図の表示
![画像が見つからないときの文字列](lr-models.jpg)
markdown-2022-12

目次に戻る

表の配置

マークダウンで表をデザインすることも可能です.


## 表の作成
- セルの区切りに縦棒(パイプ)を使います.
- また,見出し行のあとに 「 ---|---|--- 」 のように必要な列数だけ入力します


a | b | c
---|---|---
1 | 50 | 100
2 | 37.99 | 70
3 | 10 | 20
markdown-2022-13

表でセル内の位置を揃えることも可能です.


## セル内の位置揃え
- 左揃えは 「 |:---| 」 ,右揃えは 「 |---:| 」, 中央揃えは 「 |:---:| 」 のようにコロンで指定します

見出し行 | 左揃え | 右揃え | 中央揃え
---|:---|---:|:---:
1 | 50 | 100 | abcdef
2 | 37.99 | 70 | abcdefghi
3 | 10 | 20 | abcdefghijklmn
markdown-2022-14

目次に戻る

文字の強調

イタリック,太字などで強調表示したい場合にはアスタリスクを使うと良いでしょう.


## 斜体や太字を使う
- *イタリックにしたい文字*はアスタリスクで囲います
- **太字にしたい文字**はアスタリスク2個で囲います
- ***斜体の太字***はアスタリスク3個で囲います
markdown-2022-15

目次に戻る

文字のスタイル

文字の色を変更するには HTML と同じ文法で style を記述する方法が使えます.


## 文字の色を変更する
- 文字の色を<span style="color:red;">赤に変えて</span>みたい
markdown-2022-16

文字のサイズを変更してみます.これも HTML と同じ方法です.


## 文字のサイズを変更する
- 文字に<span style="font-size:200%;">サイズを大きく</span>したい
markdown-2022-17

やはり HTML を同じ文法で複数のスタイルを適用することができます.


## 文字のサイズと色を同時に変更
- 文字の<span style="font-size:200%;color:#0080FF;">サイズと色を変更</span>したい
markdown-2022-18

目次に戻る