Python入門トップページ


目次

  1. プログラミング言語
  2. Anaconda - Jupyter Notebook / JupyterLab の環境設定
  3. Python の基礎
  4. リスト,タプル,辞書,集合
  5. 再び Jupyter Notebook の操作
  6. Python の制御構文
    1. コメント
    2. if による条件分岐
    3. while による繰り返し
    4. for による繰り返し
    5. range による数値シーケンス
    6. enumerate による繰り返し
    7. zip による繰り返し
  7. 関数
  8. 便利な関数など
  9. リストの内包表記
  10. 多次元リスト
  11. クラス
  12. 演習問題
  13. 雑多な情報

Python の基礎

Python の制御構文

コメント

コメントはプログラムの中に含めることのできるメモのような存在であり,コードの意味を伝えたりするために利用される.コメントがないソースコードは,たとえ自分で書いたものであっても数日から数週間後には自分でも意味がわからなくなる.コメントを残すことで,コードの意味や使用法などを後で(あるいは他人が)見て理解できるようになる.コメントは # 記号を使って示す.# 記号が現れた行は,それ以降がコメントになる.実行時にはコメントは無視される.

# 平均を求める
avg = (1+2+3+4+5+6) / 6 # データの合計をデータ数で割る
print(avg) # 結果を出力する
3.5

なお,Windows で Jupyter Notebook や Visual Studio Code, Atom を利用している場合は,ショートカットキー Ctrl + / で選択行をコメントアウトできるので覚えておくと良い.Mac の場合は + / です.

また,複数行にわたるコメントを入力したい場合は,ダブルクォートを3つ重ねて """ で全体を囲います.シングルクォートでも構いません.囲われた範囲全体がコメントになります.しかしながら,3つのダブルクォートで囲った範囲はあくまでも文字列なので,# によるコメントのように実行時に無視されるというわけではありません.このコメントの書き方は関数の説明 (docstring) を指定する時によく使用されます.

"""
複数行にわたるコメントを
入力することも
可能です
"""
print('コメントの書き方')
コメントの書き方

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