Python には便利な関数がいくつも準備されています.例えば以前の例ではリストの合計値と求めたり,最大値を取得するために繰り返しの命令を使ってコードを記述しました.しかし,Python の組み込み関数である sum
関数や max
関数を利用すると,非常に簡単に記述できます.まず,sum
関数を使ってリストの合計を求めてみます.
合計を求める
scores = [30, 60, 55, 40]
total = sum(scores)
print(total)
185
最大値も max
関数を使って簡単に求めることができます.なお,数値だけでなくアルファベットであっても最大値を求めることができます.
最大値を求める
scores = [30, 60, 55, 40]
max_score = max(scores)
print(max_score)
60
最小値を求める
scores = [30, 60, 55, 40]
max_score = min(scores)
print(max_score)
30
なお,数値だけでなくアルファベットであっても最大値や最小値を求めることができます.
名前をアルファベット順に並べたときの最後や最初を取得する
names = ['Tanaka', 'Sato', 'Watanabe', 'Takahashi']
max_name = max(names)
print(max_name)
min_name = min(names)
print(min_name)
Watanabe Sato