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目次

  1. プログラミング言語
  2. Anaconda - Jupyter Notebook / JupyterLab の環境設定
  3. Python の基礎
  4. リスト,タプル,辞書,集合
  5. 再び Jupyter Notebook の操作
  6. Python の制御構文
  7. 関数
  8. 便利な関数など
  9. リストの内包表記
  10. 多次元リスト
  11. クラス
  12. 演習問題
  13. 雑多な情報

Python の基礎

雑多な情報

2進数・16進数を扱う

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2進数・16進数で入力する

Python では 2 進数や 16 進数を扱うことができます.2 進数でデータを入力するには先頭に 0b または 0B を付与します.例えば,2 進数の 10 は 10 進数で 2 になります.

a = 0b10
a
2

2 進数の 1111 1111 は 10 進数で 255 になります.

a = 0B11111111
a
255

16 進数でデータを入力するには先頭に 0x または 0X を付与します.例えば 16 進数の A0 は 10 進数では 160 になります.

a = 0xA0
a
160

大文字と小文字の区別はないので,次のような入力でも同じ結果が得られます.

a = 0Xa0
a
160

16 進数の FF は 10 進数で 255 です.

a = 0xFF
a
255

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2進数・16進数で出力する

次は,2 進数や 16 進数の表記で変数の値を出力します.2 進数表記で出力するには bin() 関数を利用します.

a = 100
bin(a)
'0b1100100'

もちろん print() 関数の中で bin() を利用することも可能です.なお上の結果では '' で囲われて表示されましたが,この方法では囲われないことに注意してください.

a = 100
print(bin(a))
0b1100100

また,次のように記述することで,8 桁に不足するビットを 0 で埋めることができます.

print('{:#010b}'.format(a))
0b01100100

16 進数表記で出力するには hex() 関数を利用します.

a = 255
hex(a)
'0xff'

ここでも print() 関数を使うことも可能です.

a = 240
print(hex(a))
0xf0

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