Python入門トップページ


目次

  1. プログラミング言語
  2. Anaconda - Jupyter Notebook / JupyterLab の環境設定
  3. Python の基礎
  4. リスト,タプル,辞書,集合
  5. 再び Jupyter Notebook の操作
  6. Python の制御構文
    1. コメント
    2. if による条件分岐
    3. while による繰り返し
    4. for による繰り返し
    5. range による数値シーケンス
    6. enumerate による繰り返し
    7. zip による繰り返し
    8. match による条件分岐
  7. 関数
  8. 便利な関数など
  9. リストの内包表記
  10. 多次元リスト
  11. クラス
  12. 演習問題
  13. 雑多な情報

Python の基礎

Python の制御構文

enumerate による繰り返し

先に説明した,for( ) を使えばリストや辞書の要素を順番に取り出して繰り返し処理ができました.ループの中で取り出した要素の順序を把握したいこともあります.順序とリストの要素を表示させたいとき,任意のループ変数 (ここでは i とする)をゼロで初期化して,これを for( ) ループの中でインクリメント(1ずつ増加させる)処理を記述する必要があります.


scores = [30, 60, 55, 40]

i = 0
for score in scores:
    print(i, " : ", score)
    i += 1
0  :  30
1  :  60
2  :  55
3  :  40

Python に準備された enumerate( ) を使えば,よりスッキリとコードを記述することができるようになります.


scores = [30, 60, 55, 40]

for i, score in enumerate(scores):
    print(i, " : ", score)
0  :  30
1  :  60
2  :  55
3  :  40

また,dict() を使えば,辞書を生成することも可能です.


scores = [30, 60, 55, 40]
dict(enumerate(scores))
{0: 30, 1: 60, 2: 55, 3: 40}

目次に戻る