Python入門トップページ


目次

  1. プログラミング言語
  2. Anaconda - Jupyter Notebook / JupyterLab の環境設定
  3. Python の基礎
  4. リスト,タプル,辞書,集合
  5. 再び Jupyter Notebook の操作
  6. Python の制御構文
  7. 関数
    1. 関数の定義と呼び出し
    2. 引数の指定
    3. 値を返す
    4. 変数のスコープ
    5. 引数のデフォルト値
    6. 可変個の引数
  8. 便利な関数など
  9. リストの内包表記
  10. 多次元リスト
  11. クラス
  12. 演習問題
  13. 雑多な情報

Python の基礎

関数

引数のデフォルト値

関数呼び出し時に指定する引数を省略できるようにしたい場合には引数のデフォルト値を使うと良いでしょう.次の my_repeat関数は与えられたメッセージをオオム返しする関数ですが,関数の引数の定義で times=1 とすることで,引数にデフォルト値が設定されます.呼び出す際には,times 引数を省略すると times=1 が設定され,明示的に times に値を設定することも可能です.

オオム返し関数の定義(回数の引数デフォルト値に1を設定)
def my_repeat(msg, times=1):
    return msg * times

引数を省略して呼び出します.このときは1度だけ返ってきます.


my_repeat('Hello')
'Hello'

引数を明示的に指定して呼び出します.この場合は指定した回数だけ返ってきます.


my_repeat('Hello', 3)
'HelloHelloHello'

引数を指定するときに,次のように変数名で指定することも可能です.


my_repeat('Hello', times=10)
'HelloHelloHelloHelloHelloHelloHelloHelloHelloHello'

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