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目次

  1. プログラミング言語
  2. Anaconda - Jupyter Notebook / JupyterLab の環境設定
  3. Python の基礎
    1. 変数への代入と表示
    2. リテラル値や変数の型
    3. 算術演算子
    4. 高機能電卓として使ってみる
    5. 代入演算子
    6. 標準モジュールを利用しよう
    7. カーネルを理解しよう
    8. 文字列
    9. キーボードからの入力を受付けよう
  4. リスト,タプル,辞書,集合
  5. 再び Jupyter Notebook の操作
  6. Python の制御構文
  7. 関数
  8. 便利な関数など
  9. リストの内包表記
  10. 多次元リスト
  11. クラス
  12. 演習問題
  13. 雑多な情報

Python の基礎

Python の基礎

リテラル値や変数の型

リテラルとはプログラムの中で使用される数値や文字,文字列などの定数を意味します.リテラル値や変数の型を確認するには type を使います.int は整数,float は実数(浮動小数点数),str は文字列です.

例えば「10」というリテラル値の型は整数です.

type(10)
int

変数 a には整数の「10」が代入されているので,その変数の型も整数です.

a = 10
type(a)
int

「3.14」は浮動小数点数です.

type(3.14)
float

「1.23e4」は \(1.23 \times 10^{4} = 12300.0\) を意味する浮動小数点数です.

type(1.23e4)
float

「1.23e-4」も \(1.23 \times 10^{-4} = 0.000123\) を意味する浮動小数点数です.

type(1.23e-4)
float

「''」や「""」で囲われたリテラル値の型は文字列です.

type('hoge')
str
type("abc")
str

つまり,「'3'」は整数ではなく文字列として取り扱われることに注意してください.

type('3')
str

また,Python では複素数 (complex) を扱うこともできます.Python では \(-1\) の平方根である虚数単位 \(i\)1j で表します.

type(1j)
complex

すなわち,\(3+2i\) という複素数は 3+2j で表現できます.

type(3+2j)
complex

桁の大きな整数はどうしても見にくくなってしまいます.

type(1000000)
int

このような場合,カンマではなくアンダースコア (_) で区切ると良いでしょう(ただし,必ずしも3桁区切りでなくても構いません).

type(1_000_000)
int

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