=
は代入演算子の一つで,a = 5
と記述すれば,右辺の値 5
を左辺の変数 a
に代入するということを意味します.Python に限らず多くのプログラミング言語では +=
のような代入演算子が定義されています.例えば,a += 1
という記述は a = a + 1
と同じ意味であり,a
の値を1増やすことを意味します.+=
を使わなくともコードを記述することはできるが,他人のコードを読む場合もあるので,理解しておく必要があります.
代入演算子
a = 5
print(a)
a += 1
print(a)
a += 1
print(a)
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さらに Python では複数の変数への代入を1つの文で記述することができます.例えば,
2つの変数に代入
a = 5
b = 3
の2つの文をまとめて,次のように1つの文として記述することができます.
2つの変数に代入
a, b = 5, 3
C 言語などの多くのプログラミング言語では,上のような記述ができないので,2つの変数の値を入れ替えるときには,もう一つの変数(以下では swap
)を準備して次のように記述します.
2つの変数を入れ替える:C言語風の書き方
a = 5
b = 3
swap = a
a = b
b = swap
print(a, b)
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しかしながら,Python では次のようにして2つの変数の入れ替えが可能です.
2つの変数を入れ替える:Python 流の書き方
a, b = 5, 3
a, b = b, a
print(a, b)
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